信濃屋プライベートボトリング、そして名古屋の名店「BAR BARNS」20周年記念ボトル。

潮風をたっぷり含んだソルティーな表情とアイラモルトを想わせるようなピートスモーク、几帳面で繊細な製造行程を感じさせるスピリッツの綺麗な輪郭と麦芽の透明感のある甘さ。

若い原酒ながら非常にバランスが良く、フレッシュなスモーキーモルトの魅力が詰まった一本。

牡蠣の名産地でもある厚岸、現地アイラ島の様にウイスキーと生牡蠣との相性の良さも抜群。

一樽毎に表情や個性が異なるのがシングルカスクの大きな魅力。

 

～テイスティングコメント～

アイラモルトを想わせるような心地良いピートスモーク、乾いた麦芽、ピーテッド麦芽のもみ殻、焚火の燃えさし。
貝の刺身や生牡蠣のフレッシュな磯の香り、潮風、レモン、フレッシュなタイム、次第に生牡蠣のようなクリーミーさが強まる。
口に含むと、オイリーでフレッシュ。活き活きとしたピートの心地よさとソルティーさ、透明感のある麦芽の甘みが広がる。
フレッシュな生牡蠣、若いながらバランスが優れている。フィニッシュはドライでオイリーで長く続く。